絵の上達のために!「模写」をすることのメリット5点!

模写をすることで、絵を描くことに必要なことに、たくさん気付くことができます。

皆様こんにちは、YU-ZYです。

皆様日々絵を楽しんでおられますでしょうか?絵が上手くなる努力を楽しんでいますか?

乗り越えなければいけないこともあるでしょうが、楽しむとゆうことを忘れないようにしてくださいね。

さて今回は「模写」です。

以前も何回か模写のお話をしてきましたが、今回はもう少し深堀をしていきたいと思います

 

模写のメリット1 「できない」「たりない」が自覚できる

模写をするときは、限りなくそのままを模写するようにしましょう。自分なりを入れないようにします。

模写のいいところは、時間をかければそこに到達できる(完成する)ことができるところです。

作者と同じ時間でかけるなんてことはまず無いと思います。けど何倍でも時間をかければ、必ず完成させることができます。そして完成すれば色んなことが見えてきます。

出来上がりを見直したとき、どれくらい時間がかかったのか、どこが難しかったか、辛かったか、どうすればもっと良くなるのかがはっきりします。

なので「自分なり」を入れないようにするんです。オリジナリティをいれてしまうと、何がみについたのか、何が悪いのかがわからなくなるからです。

「今はまだこれができない」とゆうことを自覚するのが目的のひとつです。

 

模写のメリット2 客観視する力がつく

「見る」と「見つめる」の違いってわかりますか?

「見る」は漠然とみる。絵で言えば「あ~綺麗な絵だな~」「いい絵だな~」て感じですね。

「見つめる」は「どうやって描いているんだろう」とゆうような分析が入って、こうかなこうかなって仮説をたてるようになります。

その仮説の精度がたかければうまく再現できますが、低いと難しくなります。

模写には完成品とゆう答えがあります。

答えがあるのにそこにたどり着けないとゆうことは、そこに自分の足りないものがあるからなんです。

算数の問題で、5+□=8てゆうのありますよね。□を埋める問題です。これを解けないとゆうことは、引き算や足し算の力が足りていないとゆうことです。それをわかることができます。

また、出来ているように思っていても、実は出来ていなかったとゆうものにも気づくことができます。

客観視するのにいい方法は、時間をおくことです。

描いていると主観の目で見てしまいます。

あくまで客観的に、どう見えているかを知ることが大切です。

一日置いて見てみると、かなり違って見えます。

またスマホなどで写真を撮ってみることもいいですね。

どう見えているかを知ることができます。

そこで感じた違和感が今のあなたに足りていないところです。

 

模写のメリット3 絵を分析する力が養われる

模写は自分が見ている色と、パレットで作る色を一致させる必要があります。

一見じゃわからない、奥に潜んでいる色も見つけ出し再現して描いていく力が必要になるんですね。

ここで「自分なり」を出してしまうと、言い訳になります。

模写の意味がなくなります。

限りなく本物と同じに再現することが答えですから、「自分なり」とゆう言い訳はできません。

描かれている色を分析し、色々と試していくことが大切です。

ばっちり同じ色を再現できたときは、すごく嬉しい物で、自信にもなります。

こうゆう地道な分析や実験を繰り返し答えを出すことが、模写の醍醐味とも言えます。

またその実験の経験は、オリジナルを描く時にも必ず活かされてきますから。

 

模写のメリット4 自分にない力を引き出してくれる

自分が選んだ模写の絵は、自分の今の画力よりずっと上の画力で描かれているものだと思います。

歴史的な名作であれば、はるかかなたの世界記録みたいなものです。

簡単に手が届くものじゃないと思っていると思います。

スポーツの世界でも、自分より実力が上の人との練習がすごい効果を出すことがあります。

陸上競技などでは、早い選手に引っ張ってもらい、そのスピード感を感じるとゆうことがあります。僕がしていたボクシングでも、強い選手の練習についていく、スパーリングをしてもらうことで、ぐっと実力が上がった経験があります。

最初はボッコボコでしたけどね。

けどその練習について行けるようになった時、スパーリングでの結果が変わってきたとき、確実に強くなってると実感しました。

今の自分にない実力を無理やり設定して、力を引き出すんですね。

絵でも同じような効果があります。

技術的な向上も勿論ですし、精神的な自信、成長にもなります。

 

模写のメリット5 絵を体感できる 体で見ることができる

模写をすることによって、その絵がどのような環境で描かれたのかを知ることができます。

例えばモデル(実物)をたてて描いたのか、写真をもとに描いたのか。

特に明暗の部分に感じることができます。

特に影になっているところ。

モデル(実物)をたてて描かれたものは、影のなかにもうっすらと形を見出して描かれているものが多いです。

写真では影としてカットされてしまうことが多い部分です。

また光の中にも実際じゃなければ見出せない色があります。

また温度感もまるで変ってきます。

模写をすることによって描いていく工程のなかで、目で見ていた時には気付けなかったことに気付くことができます。

これに気付くこと、気付けることってすごいことですよ。

気付くことで、その作家に対するリスペクトが生まれ、凄さを感じることができます。

また普段から絵を見る見方も変わってきます。「見る」から「見つめる」に変わってきます。

 

模写はただのものまねではありません。

絵を描くために必要な要素がたくさん詰まっていますし、自分の実力の底上げにも欠かせないものだとゆうことを理解していただけると幸いです。

一枚仕上げるのに時間がかかっても構いません。

オリジナルを描きながら並行して模写をすることを僕はお勧めしています。

是非是非頑張ってみてくださいね!

 

 

 

 

 

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