構図を考えるのが苦手な方もちょっとしたコツを掴めば難しくない
皆様こんにちは、YU-ZYです。
色んな状況、色んな環境で絵を楽しんでいる方、楽しもうとしている方に、ほんの少しのヒントをお伝えしております。
今回は構図についてです。
構図、絵の要素のひとつで、大切なところですね。
何をどこに配置するか、主役をどう扱うか。
同じものを描いても構図が違うと、印象も変わりますし、出来栄えも変わってきます。
とても気を使うところですし、苦手な人には難しく感じるかもしれません。
僕も何通りかの構図を考えて、どれにすべきかとても悩む時もあります。
構図の考えかた 参考にすると勉強になるものは
僕が参考にすればいいと思うのは、巨匠たちの絵や写真です。
誰でも知っている昔の巨匠といわれる画家さんや、世界的な写真家さんの写真です。
なぜ巨匠たちの作品がいいのかとゆうのは、あまり癖がないからです。(僕の感想です💦)
今の絵や写真の基本となる考え方が、きっちり入っていますので、初心者さんや基礎からと思っている人には勿論、もう一度自分の制作を見直したい人にも勉強になることがたくさんあるからです。
それらを観て、主役がどう配置されているか、脇役がどこに配置されているか、その配置を紙(メモでも)なんかに描きだしてみるんです。
そこで考えることは、まずは主役です。
一番描きたい絵の主役がどこにあるか。
そしてその主役を引き立てるための脇役がどう配置されているか。
それをすることで、脇役の大切さとゆうか、どんな役割をはたしているのかも見えてきたりします。
何をするにも、考えながら、感じながらすることが大切です。
全然ラフな簡単なもので大丈夫。線や丸、三角、四角だけでいいです。
模写をするんじゃなく、位置を確認するのが目的ですから。
一人の巨匠の作品だけをみるのは僕はあまりお薦めしません。
いろんな巨匠のいろんな作品をみて、描きだしてみましょう。
主役を引き立てるでいえば、絵より写真のほうが分かりやすいかもしれません。
写真は主役にピントを合わせて、その他はぼやかしているものも多いですから。
基本的な構図が馴染んできたら、少し変わった突飛なものにも挑戦してみましょう。
今はドローンなどでの空撮で、普段では絶対見られない風景やアングルもあふれています。
それを採り入れていくのも面白いし、作品の巾も広がっていきます。
ただ、やっぱり基本は何事にも大切なもので、基本があればいろんな応用がききます。
独自なものばかりだと、それに偏って逆に幅が広がらず、ワンパターンな作品ばかりになりかねません。
なので基本を踏まえ、基本的な構図を組み立てられるようになってからにしたほうがいいと思います。
パソコンやスマートホンの機能を使って、構図を簡略化してみる
複雑に見える絵とかは、パソコンやスマホの機能を使えば、簡単に全体像をつかむことができます。
その方法は、画像をモノクロにしてみるんです。
すると鉛筆でのデッサンみたいになりますよね。
光と影がはっきりして、より全体が見やすくななったりします。
カラフルな作品だと、どうしても色やタッチが気になったりしたり、あやふやな感じになってしまうこともあります。
そんな時はモノクロにしてみることによって、いらない情報が削られて、知りたい構図がはっきり見えてくることがあります。
また、コントラストを使ってみるのもいいです。
構図は勿論、光と影を意識することもできます。
せっかくある便利な機能は、しっかり使っていくのも大切なことだと思います。
写真を撮るような目線で考える 見る角度をいろいろと変えて眺めてみる
物や人を見る時、「あ、この角度いいね~」ってのあるじゃないですか。
カメラで写真を撮る時、とくに女性を撮る時なんか「この角度で撮って」とか「こっちから撮ってとか」言われることもあると思います。
風景をバックに人を撮る記念撮影なんかは、まさに構図そのものですよね。
バック(奥)と主役(手前)のバランスを考えます。
かっこいい車やバイクを撮る時なんかを撮る時も、どの角度がかっこいいかを探したりしますね。低い視線で撮ったり、斜めからとか、後ろからとか。
奥と手前を考える時、主役をどこに置くかで作品のイメージが変わります。
山や夕日なんかを入れようとすると、おのずと主役は真ん中から左右どちらかにずらすことになります。
同じものを撮るのでも、ちょっとでも角度がかわるだけで、随分違った印象のものになったりします。
また奥と手前の関係(バランス)の大切さもよくわかると思います。
頭を柔らかくして、色んなものをいろんな視線で見てみる、眺めてみましょう。これだけでも構図の練習になりますよ。
物をいろんな角度から見ることをしてみると、今まで見えていなかったことが見えたり、わからないことがわかったり、逆に疑問が出てきたりもします。
僕はそれが楽しかったり、刺激になったりします。
絵を描くことや上達には、直接にはつながらないかもしれませんが、頭にリフレッシュにはなると思います。
是非気楽にやってみてください。
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